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天井から4方向へ均等に気流を送る方式です。正方形に近い開放的な空間や、天井高2.5〜3.5m程度のお部屋との相性が良好です。細長いお部屋や天井が極端に高い空間、粉塵・油煙の多い環境では、性能を発揮しにくいため他の方式との比較をおすすめします。
天井から対向する2方向へ気流を送る方式です。入口から窓側など、細長い長方形のお部屋で長辺方向に風を通せる配置に最も効果を発揮します。正方形に近い広めの空間では、死角の出にくい4方向タイプの方が効率的です。
天井から片側1方向へ気流を送る方式です。天井裏に必要なスペースが最も浅く、コストも抑えられるため、10〜20㎡程度の小さなお部屋や、既存建物の改修工事に向いています。広いお部屋では1台でカバーしきれないため、2方向・4方向タイプの方が効率的です。
天井カセット形と異なり天井裏スペースを必要とせず、梁下に直接吊り下げて設置する方式です。化粧天井がなく、躯体や配管がむき出しになった高天井空間に最も適しています。一方で意匠性には劣るため、お客様の目に触れる仕上げ済みの空間では、天井カセット形の方が優先されます。
床面に設置し、低い位置から水平に気流を送る方式です。天井裏スペースや吊り下げ構造が一切不要なため、天井工事ができない改修案件にも導入しやすいのが特徴です。特に出入口付近では、水平方向の強い気流が外気の侵入を抑える効果が高く、店舗・飲食店の入口まわりで定番の設置箇所となっています。
壁の高い位置に設置し、室内へ気流を送るタイプで、最も普及している方式です。天井工事が一切不要なためコストを最も抑えられ、既存建物への後付けもしやすいのが特徴です。気流の均一性や意匠性の面では天井カセット形に劣りますが、コストと施工性を優先する場面では、実際の採用例が最も多い方式です。
室内機を天井裏に完全に隠し、ダクトを介して小さな吹出口から給気する方式です。天井面に機器が露出しないため意匠性が最も高く、ダクトの分岐によって不定形なお部屋や複数の小部屋にも対応できます。一方で、天井裏スペースと工事費を多く要するため、コストを優先する場面には不向きです。
油煙・高温多湿という厨房特有の環境に対応した専用機です。熱交換器に耐油・防錆コーティングを施し、高い顕熱処理能力を備えているため、一般エアコンでは短期間で腐食・機能低下してしまう厨房環境でも使用できます。換気扇の排気量が多く室温が下がりにくい厨房では、調理員への直接送風(スポット空調)と組み合わせることで効果を発揮します。これまでの資料で「厨房は対象外」としてきた各方式の代替・補完となる機種です。